水辺の風景

1月も半分以上過ぎました。
少し前にはある程度まとまった雪も降りましたが、その後はほとんど雪もなく、暖かめの冬が続いています。

と言っても寒さはやはり厳しいです。
そんな寒さが感じられる写真を。

軽く小さな動物たちの足跡

半分だけ凍ったビオトープの氷の上に雪が積もり、その上を歩く小さな動物たちの足跡。
水から上がったカモのものと思われる足跡もありますね。

上の写真ではまだ凍っていない湧き水の口が、その後の冷え込みにより根元から凍りついて芸術的なオブジェを形成していました。

一瞬で凍りつく湧き水がオブジェを形作っています

寒さはこれからが本番です。
インフルエンザが全国で猛威を振るっているということですが、みなさんもお体に気をつけて。
神様の守りをお祈りしています。

明けましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いします。

少々雲も残っていましたが、摩周湖からの美しい初日の出が見られました。
今年は今の所少雪暖冬となっており、昨年に引き続いての全面結氷は期待薄ですが、摩周湖の美しさはもちろん健在です。
摩周ガーデンとあわせてよろしくお願いします。

摩周湖の右奥から昇る初日の出
同時刻、第一展望台から北東方向。斜里岳が見える
屈斜路カルデラから阿寒方面を望む

暮れの便り

気がつけば今年、2018年ももう最後の日です。

「雪も降らず、青空の眩しいが多い冬でした。」

で締めくくろうとしていた矢先、最後の最後に雪が降りました。
30日の朝から、現在31日の今(午前9時)にかけて雪が振り続け、数十cmの積雪となっています。

摩周湖、屈斜路湖をはじめとした観光スポットには、やはりある程度の雪がないと様にならないですので、恵みの雪とも言えます。
ただ、あまりまとまって降ると対応が仕切れなくなり、大変なのでほどほどがいいですね。
といっても、日本海側や北陸に比べるとまだまだ可愛いものです。

この雪も午後には収まり、明日の朝晴れる予報ではありますので、摩周湖からの美しい初日の出が期待できそうです。
皆様も主にあってよいお年を!

エゾシカ、キタキツネ、エゾユキウサギ・・・雪上を駆ける動物たちの足跡が交錯します
2つの常緑樹と落葉樹のコントラスト。

雪のち晴れ

昨日は1日雪の日でした。
ガーデンにも30cmの雪が積もりました。ようやく雪国らしい景色のお目見えです。
道東地域は今日は晴れて青い空と白い雪のコントラストが眩しい日となりました。

雪のビレッジ

雪の世界の住人となった木々たちも、何かを語っているよう。

逆光のバンクス松

雪かきは大変ですが、あたたかい薪ストーブの傍で、雪景色を眺めつつ飲むコーヒーの味は格別です。
そんな真冬の道東暮らしを体験をしてみたい方、お待ちしております!

サボテンの花と雪景色

雪が降り、1日の最高気温が0度という日がやって来ました。
いつもより遅めの本格的な冬の訪れです。

どこまでも透明な空気の中、雪に彩られた光景は何度見てもその美しさにハッとさせられますね。

枯れ草に生まれた雪帽子

部屋の中では、シャコバサボテンが鮮やかに妖艶な花を咲き誇らせています。

何年かぶりに鮮やかな花を咲かせたシャコバサボテン

冬の始まり、そして…

11月。朝晩の気温も零度を下回る日が徐々に増えてきました。
峠では雪の知らせも届き、いつもより遅めではありますが川湯にも冬の訪れを感じます。

紅葉も終わり、葉を落とした広葉樹が寒々しさも感じさせますが、透明な空気に明瞭に見える景色もこの季節ならではの美しさがあります。

水紫山明たる光景

さて、寂しいお知らせがあります。
ここ、川湯ビレッジを34年前に建て、ここまで走り抜いて来られた池上清子代表が10月末日、天に召されました。
昨晩の前夜式、本日の葬送式を通して、多くの人に見守られながら天に凱旋されました。

その歴史の中で多くの人に用いられ、様々な物語を生み出してきた川湯ビレッジ。
その産みの親とも言える清子姉。一つの時代が終わろうとしています。

最後まで川湯ビレッジを我が子のように愛し、心血を注がれたティーチャー、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
天国でゆっくり休みながら、これからの川湯ビレッジを見守り続けてください!

晩秋の景色

10月も下旬となりました。
朝方には零下となる日もぼちぼち出始めています。
ひんやりした空気に冬の訪れを否応無く思わされますが、気持ちのいい秋晴れの日が続いており、昼間は太陽の暖かさをまだ感じられます。

そんな晩秋の景色をいくつかピックアップして・・・

秋の空と雲と山々
秋の林と小屋
色づくハウチワカエデ
ゴヨウマツの下には巨大な松ぼっくりがゴロゴロ。松ヤニに気をつけながら松の実を取り出します。
山葡萄とアロニアとワイルドストリベリー 。どう活用するか

コスモスの丘

爽やかな秋晴れの日が続いています。
時折思い出したような雨が打ち付けることもありますが・・・

そんな秋の日の一風景。

青空と雲とニレの木とコスモスたちのコントラストが美しい。

秋晴れ

久しぶりの青空です。
眩しい日差しですが気温はそれほど上がらず、爽やかな秋の空気がガーデンを包んでいます。

今年はガーデン内の畑にもジャガイモを植えました。すでにたくさんの収穫を得ていますが、それとは別に、ハーブガーデンの一角にも売れ残って叩き売りされていたタネイモを少しばかり植えていました。
時期としてはだいぶ遅めでしたので、果たしてどうなるか、という実験的な意味合いもありましたが、掘り返してみると小ぶりながらもそれなりに収穫がありました。
人の手によらず神の御手により成長させられるいのちの姿を垣間見ました。

ジャガイモと秋の空

自然の猛威

9月に入りました。
その矢先、北海道は台風と地震に襲われました。

被害の中心は北海道西部、道央で、ここ道東は直接的な被害は大きくはありませんでしたが、全道大停電という前代未聞の状況の中、川湯ビレッジも丸2日近く電気がない生活が余儀なくされました。

不便な生活の中、いかに電気を、そして電波を当たり前のもののように使っていたか、頼りきっていたかを改めて思わされました。
場合によっては、この何倍も酷い状況になる、ということも十分あり得ることであり、そのための備えをすべきであることを。
ただ、自分達だけのためではなく、この場所にある「教会」として、そういう状況になったときに物質的、また精神的に分け与えることができる場所でなければならないと痛感させられました。
祈り、歩んでいきたいと思います。

ガーデン内の植物や花は、そんな人の事情とは関係なく営みを続けています。

キッチンガーデンの一角に一株だけ咲いたニラの花。
「今年はならないかな?」と話していたヤマブドウがいつの間にか大きな実を付けていましたよ。
ハーブガーデンにグランドカバーとして植えたワイルドストロベリーも実を付け始めました。