初冬光景

秋が終わり雪が降り積もるまでのこの季節、目に映る景色は一年のうちで最も寂しいものとなります。
しかし、空気は澄んで青空が光る季節でもあります。

川湯三山と藻琴山

この時期、収穫を終えた畑地のところどころに石塊?が積まれた景色を目にします。

ここで問題です。この一見石ころのように見えるものは一体なんでしょうか?(ヒント:農作物です。)

答えは「ビート」。
北海道民以外にはなかなか馴染みがないものなので難しかったでしょうか。
ビートは別名「甜菜」または「サトウダイコン」と呼ばれる作物で、「甜菜糖」と呼ばれる砂糖の原料となります。
北海道で売られている砂糖はサトウキビではなくこのビートから作られているものがほとんどとなります。

北海道での作付け面積は意外にもジャガイモよりも多いということ。
毎年大量のビートが生産されるのですが、収穫時に一度にすべてを加工工場には持ち込めないため、順番が来るまでは畑の片隅にこのように積まれているということです。

このビートたちがなくなる頃には本格的な冬がやって来そうです。

秋深し

十月も下旬、紅葉のピークも過ぎ早朝には氷点下になる日も出てきました。
日中は爽やかな陽射しが射す気持ちの良い日が続いています。

うだる夏と比べると虫も減り本当に過ごしやすい季節。短い秋を楽しみましょう。

10°C

9月に入っても季節は進まず、まだ夏?という気候が続いていましたが、今朝は冷え込むとの予想。
5:30の時点で実測10°C。思ったよりも下がりませんでしたが、それでもようやく半袖では肌寒いくらいの気候に。

なかなかすっきりとした”秋晴れ”にならない日が続きますが、昨夕は美しい日の入りの光景が

本州の方ではまだ真夏日の地点もちらほらあるようですね。
暑さが農作物や魚介類の生育にも影響を与えており、いろいろと厳しい様相を呈していますが、わたしたちの思いを超えて豊かに恵みを与えてくださる神を信じ、共に歩めていければと思います。

残暑お見舞い申し上げます

まだまだ夏の盛り。ムクゲの花に彩られる玄関。

8月前半は台風の影響でここ道東も雨の多い肌寒い日がありましたが、お盆前後からは蒸し暑さが戻っています。
それでもいっときの暑さから比べればまだ過ごしやすいでしょうか。本州からのお客様も何組か来られていますが、やはり本州の暑さには負けています。

とはいえ、日中、陽が燦々と照りつける時間帯の散歩は汗が吹き出し大変です。マメスケも歩いては日陰の草むらの上で休息の繰り返しでなかなか進みません。

しばらく暑さ続く予報ですね。皆様体調にはお気をつけ下さい。

暑さに帰途を急ぐ犬

夏本番

本州はほぼ梅雨明け状態。今年は史上最高に暑い夏となるという予報が出ていますね。
ここ道東釧路圏においては今のところそれほど暑い日はまだ来ていません。朝の散歩は心地よく、散歩のついでに庭の一角にあるクロスグリ(=ブラックカラント、カシス)の実が膨らんできているので頃合いのものを摘み取りました。

このまま暑くならなければいいな・・・と思っていたら午後からどんどん気温が、また雨雲が近づくにつれ湿度も上がりものすごく蒸し暑くなりました。まるで東京のあの蒸し暑さ。

今週は全道的に気温が高いようです。熱中症にはどうぞお気をつけて。

夏の花、夏の虫

夏至を過ぎましたがまだ一年の中で日が最も長い季節が続いています。
朝晩やひんやりするほどの気温ですが、日差しが出るとあっという間に夏日となり外作業は汗ばみます。

そんな中、生き物たちも成長期・活動期を迎えて色とりどりの花々や野菜、大小様々な虫たちが姿を見せてくれています。

立派な花をつけ、重みで垂れるシャクヤク(とマメスケ)
施設入り口に迷い込んできたコクワガタ。この辺りではあまり見かけない種類です。

夏本番はこれからです。年毎に暑さが増す世界ですが、どなた様も熱中症にはご注意ください。

グリーンシーズン到来!

1ヶ月前はまだ裸だった広葉樹たちが、待ってましたと言わんばかりに一斉に緑の葉を付けています。木々の間を抜ける緑の風が気持ち良い季節の到来です。

生えて欲しくない草や、飛んできて欲しくない虫たちも大いに活躍する季節ではありますが、それは人間側の都合ですね。あまり躍起にならずにいい形での共存を目指していければと思います。

やわらかい春の光に包まれる景色

サクラサク

今年は例年より半月ほど早くGW中にエゾヤマザクラが満開となりました。
20度近くになる日もあれば、朝方にはマイナスの日もまだあり体が追いつかない部分もありますが、花はしばらく楽しめそうです。

食べられない花にはまるで興味ない犬

金曜の午後には昨年秋以来のクリーンデイ(清掃礼拝)。スタッフ4名での地域のゴミ拾いを行いました。
町から配布を受けた無料処理ゴミ袋10枚は予定していたコースを半分もいかないうちにいっぱいに…。豊かな自然あふれる場所も、目を道路脇に向けるとポイ捨てゴミで溢れています。
弟子屈町は釧路圏の自治体とともに「自然の番人宣言」と銘打ってポイ捨てをしないさせないように努める働きに参加していますがポイ捨てを減らす効果は残念ながら期待できないようです。「ポイ捨て禁止条例」などもっと強めな施策を打ち、さらにそれを知らしめていかないと状況は変わらないでしょうね。

春なので輝きましょう!

今週は何年かぶりに(私の記憶では初めて!?)施設内のワックス掛けを行いました。
川湯ビレッジの施設は左右に長く(70m近く)結構広いので、とりあえず半分を終わらせました。
長年使われてきた施設なので床の細かい傷は沢山ありますが、ワックス掛けによって輝き始めました!
今年度も神様がどのような御業を進めてくださるのか期待しながら、私達も祈り、神様の御声に一足一足従っていきたいと思います。(N)

中央ホールです。今年度も多くの人が訪れてくれますように。
ある方よりRolandの電子ピアノの献品がありました。感謝!
西棟(宿泊棟)の廊下も見違えりました。明るい!!

春の花

雪が降ったりしてはいますが、確実に春の花が咲き始めています。

野草としてはフクジュソウに続き2番目の早さで咲くエゾエンゴサク。
園芸種ではクロッカスやチオノドクサ、プシュキニアなどが鮮やかな色を見せてくれています。

水辺にはエゾアカガエルの卵からたくさんの黒い目玉が今にも飛び出てきそうです。