ルピナスの季節

ルピナスが咲き出しました。そろそろ夏が始まりますね。

昨日は全道で荒れ模様の天候で、今も時折小雨がぱらついています。

数日前の猛暑が嘘のように肌寒い日が続いていますが、そろそろお日様の顔が見たい、と草花たちも思っていることでしょう。

ルピナスとツツジたちの共演

移りゆく季節

6月に入りました。
暑いくらいの日が続いたかと思うと、0度近くの朝があったりと、特に農作物の苗の状態が心配になる季節です。
そんな中ですが、確実に季節は夏へ向かっています。
今朝はガーデン中からセミとカエルの大合唱が響いていますよ。

花々や野の生き物たちの姿も季節とともに変わります。

やさしいピンクのクロフネツツジも咲き出しています。
夢中で蜜を吸い飛び回るミヤマカラスアゲハ。

春満開

コブシの花の落ちる頃、春の花が満開となっています。

建物脇の花壇にはシバザクラをはじめ賑やかになって来ました
カワユエンレイソウの群落
奥からエゾヤマザクラ、チシマザクラ、スイセン
枯れ草に覆われながら人知れず咲くチシマザクラですが・・・
立派な花をつけました

今年の春は気温の上がり下がりがはげしい日が続いています。
みなさまお体にはお気をつけて・・・

雨に咲く

今日、こどもの日の川湯は雨が降ったり陽が射したり、雹が降ったりと不安定なお天気でした。

そんな日の雨上がりのガーデンに咲く春の花を接写しました。

今年も可憐な花を見せてくれたサンギナリア・カナデンシス。せっかく咲いたと思ったら雨で花びらが落ちてしまいました。
咲く準備万端のカワユエンレイソウ。
俯いて咲くこの花は?
クリスマスローズ・オリエンタリスでした。

4月の夏

4月の前半はパッとしない天気が続いていましたが、後半はお天気の日も多く、あっという間に雪解けが進みました。
そして今日は川湯でも25度まで気温が上昇。春を通り越して夏が来たようです。

いつの間にかエゾエンゴサクも咲き出していました。

エゾエンゴサクとフキノトウ

春の足音

4月。例年になく早い雪解けを迎えている道東、弟子屈町です。

15度近い気温の日が続いたかと思えば、その後は花曇りの日が続いています。(北海道はまだ桜は咲いていないので「花曇り」というのは適切ではないですね。)

今日は午後から雪混じりの雨が降っています。
傘をささなくても濡れるほどではない雨の中、庭で春の色を探してみました。

春の色

カエルの卵はもうすぐオタマジャクシになりそうです。

遠き春

3月も後半。東京でも桜が咲き始めているようですね。

こちら道東川湯でも、フクジュソウなど春の花の知らせが聞こえますが、ガーデン内にままだ花は見られません。
だいぶ暖かくはなってきましたが、まだ日中でも氷点下の日もあり、春の訪れはまだ先のようです。

昨晩降った雪がうっすら積もり、でこぼこだった雪原を綺麗に化粧直ししてくれましたよ。

曇天の硫黄山

雪嵐のち晴れ

月が変わりました。
今年の3月は雪嵐での始まりとなりました。
ここ弟子屈町にも今冬初めての暴風雪警報。

嵐が多くの積雪を残していきました。

今日は晴れ、太陽によって湿り気をます雪は重く、雪かきがまた大変になります。

寒さのピークは過ぎましたが、春はまだまだ先です。

池の周囲にも雪の壁ができましたよ。

厳寒の湖

今現在は少し落ち着き、気温も比較的上がりましたが、ここ1週間ほどは明け方にマイナ20度を下回るほどの厳寒な日が続いていました。

そして数日前には地元の新聞にも紹介されましたが、ついに、摩周湖が全面結氷しました。実に5年ぶりということです。

空を移す摩周湖

上の写真は、全面結氷しました!と発表される前日の摩周湖。
実はその数日前からガイドの間では「全面結氷してんじゃね?」とささやかれていました。
確かに右手奥、北側が凍っていないようにも見えますが、肉眼でははっきりわかりません。

それはともあれ、この時の摩周湖は凍った湖面が空を移し、特に中島、カムイシュ島あたりの色がとても美しいグラデーションを醸し出していました。貴重な姿です。

そして、こちらはさらに少し前の屈斜路湖の写真。
湖尻(釧路川源流)辺りから北西方向の景色です。
風がなく、完全に景色が鏡状態の湖面に反射しています。
鏡面との境にある白いラインは湖面の氷です。

鏡の屈斜路湖

青空と足跡と

朝晩はぐんと冷え込むものの、日中は太陽が出て気温が上昇するような日がこのところ続いています。

そのおかげで摩周湖の全面結氷を期待している写真家さんたちには、もどかしさも募っているかもしれないですね。
とはいえやはり冬の青空は道東の恵みだなと感じます。

ビレッジ内の水源から北を写す。青空の青と白樺と雪の白のコントラストが美しい。

50cmほど積もる雪の上にはいろいろな動物たちの足跡が重なりあっています。

手前から奥に、エゾクロテンらしき足跡が作業小屋の屋根まで続います。

交差するように左側からエゾユキウサギがのんびり歩いている(跳ねている)様子が伺えます。

他にもエゾシカやキタキツネ、エゾタヌキ、エゾリスなどの足跡も見つけることができますよ。

ぜひ皆さんも探しに来てください!

作業小屋の屋根まで続く動物たちの足跡。