花便り

北海道でも桜が満開の季節ですね。
しかし、この辺りは日本で一番桜の開花が遅い地域。ガーデン内の桜が咲くのはもう少し先の模様。

桜に先立ってコブシの花が満開となりました。

北海道のコブシは「キタコブシ」と呼ばれ愛でられています。

ログハウス前にはカワユエンレイソウが花をつけ、花壇にはスイセンが咲き誇っています。

オオバナノエンレイソウと似ていますが、オオバナノエンレイソウは花が上を向くのに対し、カワユエンレイソウは横向きに咲きます。

コゴミ(クサソテツ)の姿もちらほら。

 

入り口近くのナナカマドの足元に可憐な白い花が咲いています。

野草図鑑には載っていない花なので、おそらく園芸種だろうということですが調べてもわかりませんでした。
ご存知の方がおられましたらぜひお教えくださませ。

夏でしょうか

GW真っ只中。北海道は天気に恵まれ、日本で一番暑い場所となったようです。

川湯もどんどん気温は上がり、初半袖デーとなりました。

地面から緑が増えてきています。

木の緑はまだこれから。ようやくヤナギの芽が膨らんできているくらい。

桜の花のもう少し先ですね。

散策路も次第に緑が濃くなってきています。
水際の土手にはエゾエンゴサクが群れをなして咲いています。
同じく群れをなして生えているのは触れると痛いイラクサ。

ちなみに、上のエゾエンゴサクとイラクサ、ともに食べられます。おひたしやてんぷらにすると美味しい春の味。

水上で鮮やかな黄色はキンポウゲ科のエンコウソウ。

動き出す

GW直前。雪もほとんどとけ外作業も本格的に始まり出しています。

ビニールハウスの組み立て、薪割り、散策路の整備、看板のリニューアル・・・

木の芽も膨らんできましたが、広葉樹の緑はもう少し先です。
それでも晴れた日の外作業はとっても気持ちがいいです。うるさい虫もまだ出てきていないし、作業を邪魔する雑草もまだなので。

澄んだ春の空
川湯の山々
散策路にあるトドマツのトンネルもいい感じです。

花々も徐々に咲き出しています。

ビレッジの入り口の右脇にポツリと咲いていたフクジュソウ

管理棟南に面した花壇が徐々に賑やかになってきています。

黄色に続き紫のクロッカスも開きました
こちらも背の低い春の花、チオノドクサ
白いチオノドクサ

雪解け

まだ時折雪が振り、うっすら積もったりもする道東の春ですが、それでも日増しに日差しは強くなり雪解けもかなり進みました。

土がむき出しになったガーデンの花壇にも鮮やかな色が徐々に増えてきています。

一番に咲いた黄色いクロッカス
花が咲くのはもう少し先

花ではないですが、ガーデン内の一角に食用のために植えられている植物が真っ赤な芽を出しています。
果たしてこれは一体なんでしょうか???

これは何?

答えは次回のガーデン頼りにて。

2017春

ここ弟子屈町川湯にも新しい春の訪れがそこかしこで見られるようになりました。

ガーデンにはまだ咲いている花はありませんが、フキノウトウやフッキソウが緑を広げています。
今日は全道的に荒れ模様の天気で、こちらも雨足が強くなってきていますが、昨日は澄んだ空気が気持ちの良い一日でした。

残雪もだいぶ減ってきました。
フッキソウ
エゾアカガエルの卵

川湯ビレッジ・摩周ガーデンも新装オープンの準備中です。ご期待ください!
夏ごろまで改装など、作業でバタバタしているとは思いますが、ご来園は可能ですので近くまでいらした際には是非お立ち寄り、弟子屈の自然を満喫ください。

摩周外輪山
川湯三山(左から硫黄山、かぶと山、ぼうし山)