夏の風物詩

久しぶりに日が射す午後です。徐々に気温も上がっています。
とはいえ、少し前の猛暑とまではいかない様子で風が心地よいです。

さてこの季節、国道や農道の脇などに異彩を放つ植物が立ち並びます。
ガーデン内にもちらほら見られますが、やはり独特のフォルムが目を引き付けます。

その植物とは・・・

そう、オオウバユリです。

大きく広げた葉、まっすぐに伸びる太い茎、そして四方八方へと向かって咲く何輪もの花。
その姿は地底人の潜望鏡にも、全方向型のスピーカーのようにも見えます。

花を咲かせた株はそれで一生が終わりになるそう。
脇から出てくる子株が来年以降は花を咲かせるのだそうです。

アイヌの人々にとっても大事な花のようで、その球根を食用や薬として重宝していたということです。