気まぐれな7月

7月に入り曇りがちな日が続いています。

そんな中でもガーデンがある弟子屈町北部は比較的陽が差し込む時間もあり、外作業をしていると汗が流れますが、そこまでは暑くなりきらない感じです。

先週までせわしく泣いていたエゾハルゼミの声もパタっと聞こえなくなり、代わりに足元から絶え間なく「ジジジッジジジジッ」と鳴く声が。

正体を探ろうと足元の草むらを見つめても小さすぎるのか保護色なのか、なかなか見つけられません。

それでも声の聞こえる方を追っていくと・・・

小さなバッタが隠れていました。どこかで左の触覚を落としていますね。

いました。小さなバッタでした。
泣き声と思っていたのは、バッタが脚と翅を擦り合わせて出していた音でした。

「エゾコバネヒナバッタ」という種類のバッタのようです。道東では草むらや牧草地によくいるバッタということ。

何気なく聞いていた音の正体がわかると、一つまた自然が身近に感じます。うれしいですね。

そしてガーデン内を彩る花は次々と入れ替わっていきます。

しばらく雨や曇りの日が続くという予報です。
そうなるとお日様が恋しくなりますが、これもまた神様の恵みですね。