ヤエザキオオハンゴンソウ

お盆も過ぎ、8月も後半に入ってから天候も比較的安定してきました。
陽射しがあっても暑すぎるということはなく、朝晩はかなり涼しくなってます。
ただ大きな台風が南から近づいているということで心配の種ではあります。

さて以前の記事でオオハンゴンソウのことを書きましたが、全盛期を迎えています。
道を走れば彼らで両脇が黄色く染まります。これが驚異とされる繁殖力なんですね〜。
そしてそんなオンハンゴンソウの群の中に混じるのが同じ色のハンゴンソウとセイタカアワダチソウ。
ガーデンの敷地内に咲いているのはセイタカアワダチソウだけになりますが・・・

夕日と山々とセイタカアワダチソウ

そんな中に、オオハンゴンソウと同じ背丈で全く同じ黄色の花なんだけど、オオハンゴンソウのような平面的な花ではなく球状に花びらがついている謎の花がところどころに小さな群を作っているのに気づきました。
車を止めて葉を見ると、これがオオハンゴンソウとまったく同じ葉の形。

このあたりに咲く「ハンゴンソウ」はオオハンゴウソウとアラゲハンゴウソウとハンゴウソウだけだったはず・・・と色々調べて見るとわかりました。
オオハンゴンソウの変異種である「ヤエザキオオハンゴウソウ」という花でした。
こちらももともと北米産の花で観賞用に昔日本に持ち込まれ野生化したということ。
オオハンゴンソウに比べ見た目も良いこともあり、庭先に植えられている場合もあるようです。

ヤエザキオオハンゴンソウ

オオハンゴンソウは駆除対象になっており大掛かりな駆除活動も行われていますが、八重咲きの方はどうなのでしょうか。見た感じではオオハンゴンソウ全体の数%程度の勢力しかない印象なので駆除されるのももったいない気がします。
ただ駆除活動は花が咲く前に葉から判断されるということなので、一緒に抜かれることになるんでしょうね・・・