夏の景色

7月に入りました。
しばらく梅雨のような気候が続いていましたが、昨日今日と強い日差しが射す夏日を迎えています。

青と白と緑の気持ちよいカラーリング。

夏の花や実りも日差しを浴びて嬉しそうです。

北海道の夏の花と言えばルピナス。硫黄山を借景して。
ハスカップの紫色の実も膨らんできました!

この時期は、晴れて気温が上がった翌日、特に湿度が高い日は屈斜路カルデラに雲海ができることが多いです。
雲海の量が多い時はそれが摩周湖に流れ込み、摩周湖にも雲海ができる場合があります。
まさに今朝はそんな条件が揃いました。

今朝の摩周湖。湖面を覆っていた雲海が次第に消えていったところです

摩周ガーデンがある場所は、すぐそばに摩周湖や屈斜路湖、硫黄山など絶景ポイントが数多くあります。
成田から釧路までLCCが新たに就航し、関東から道東にも来やすくなりました。
コロナが収まった折には是非足を運んでください!

いきなりの真夏

5月も明日で終わり。
そんな日にまさかの真夏日が来ました。35度近くまで上がっていたのではないでしょうか。
そういえば去年の5月も猛暑の日がありましたね。その後は冷夏となりましたが・・・

さて、ガーデンは初夏の花が咲き乱れています!

淡いピンクのツツジはクロフネツツジ
ヤマツツジ?クロツツジ?どちらとも葉の形が違うような・・・
以前の日記でこの木を「クサボケ」と書きましたが、木の形や花をよく見るとボケだったようです・・・
チューリップ
チューリップ
チューリップ
ワイルドストロベリーも花をつけ始めています
クサノオウも咲き始めています
カワユエンレイソウに混じってミヤマエンレイソウがちらほらありました。清楚感が漂います
いつも知らない内に咲いて実がなるジューンベリーの花
ハスカップの花。これから紫色の実に変化していきます

今年はコロナウィルスの影響で、暑さに慣れる機会が少なくそのため熱中症の心配が増えると言うことです。
みなさんご自愛ください。

サクラサク

二日前、日本で最遅の桜の開花宣言が釧路地方で発表されました。
連日の陽気の中、弟子屈町、川湯温泉も色々な場所で桜が咲いています。
ガーデン内の桜はその中でも咲くのが遅いのですが、今日エゾヤマザクラに先駆けてチシマザクラが開花しました。

ログハウスへの道の入り口にあるチシマザクラが、次々に開いています。

樹木ではサクラより少し前にキタコブシが満開。真っ白い花を見せてくれています。
サクラとほぼ同時に咲くのがレンギョウ。

黄色が鮮やかなレンギョウ

野草では、エゾエンゴサクに代わってカワユエンレイソウが席巻してきています。

気がつけばログハウス周りにはたくさんのカワユエンレイソウが

ちょっと整理すると、4〜5月に咲く花。(ガーデン内にて)

野草では、
フクジュソウ⇒エゾエンゴサク⇒セイヨウタンポポ⇒エンコウソウ⇒フッキソウ⇒カワユエンレイソウ。

園芸種では、
クロッカス⇒プシュキニア⇒チオノドクサ⇒スイセン⇒サンギナリアカナデンシス⇒チューリップ⇒シバザクラ。

樹木では、
キタコブシ⇒エゾムラサキツツジ⇒レンギョウ⇒チシマザクラ⇒エゾヤマザクラ。

という感じでしょうか。
気候などの条件により多少前後するでしょうけれど。

長く続く外出自粛も徐々に緩められていきそうですね。
ただ他の国では感染者数が再び増えて来ているところもあり、緊急事態宣言が解除されてもしばらく様子見的な生活が続くのでしょうか。
この辺りは「密」はほぼないのでぜひお越しくださいと言いたいところですが、来る道中がどうしても密になるところがあると思われるので単純には行かないですね・・・

主にあって励まされながら、主に期待を置き続けて行きましょう!

足踏みの春

ここ2、3日は空全体に厚い雲がかかり、時折雨が降り、また時折雲の間から日が差す、というようなはっきりしない天気が続いています。
ガーデンの花も「あれ?咲いていいの?」という気持ちなのでしょうか、例年より控えめに咲いているような。

フクジュソウ、ミズバショウの次くらいに咲き始める春の野草、エゾエンゴサク
しゃがみこまないとわからないくらい小さな白い花を咲かせるイヌムラサキ。帰化植物

全国的に外出自粛の日となっておりますが、心身とも滅入ってきますね。
神様を賛美しつつ、力を得て歩みましょう!お祈りしています。

春のオト・春のカタチ

昨日今日と道東、川湯温泉はお天気に恵まれました。
気温も15度を超える陽気となり、雪解けも大きく進みました。
ガーデンの雪もほとんどなくなり、スニーカーで歩き回れるようになりました。

池からはアカガエルの高い声が聴こえてきます。水面のいたるところには卵が産み付けられています。
だいぶ前にもう冬眠から目覚めていたようですね。近づくと一斉に鳴くのをやめます。不思議ですね。

東屋や敷地内のいくつかの場所にはテーブルセットが置かれました。
春の用意が進んでいます。

東屋にテーブルセット

町内、いろんな場所にフクジュソウが群生しているのですが、不思議とガーデン内には見かけません。
唯一入り口の右脇に咲いていたな、と思いながら見にいくとやはりそこには咲いていました。
帰ってきてくれたようでちょっと嬉しいですね。
去年と同じようにこじんまりと咲いています。

敷地の一角にだけ咲くフクジュソウ

ちなみに花壇の中では一足早くクロッカスが一株だけ数日前に花を咲かせてくれていました。

今年の一番花、黄色のクロッカス

緊急事態宣言が全国に広がりました。北海道は特別警戒地域にも指定されました。
まだしばらく我慢のときが続きますが、祈りのうちに共に頑張っていきましょう!

春の淡雪

4月です。
暖かくなり、大雨が振り雪が完全になくなったかと思えばまた雪が降り、肌寒い日があったり・・・となかなか落ち着かない天候が続いています。
そんな季節の印象的な光景をご紹介。

もう気温がマイナス10度などという寒さにはならない季節ですが、朝、ガーデン周囲の山々が霧氷のように白く染まっていました。
もこもこっとした綿に覆われたような姿で、あまり見たことのない不思議な光景でした。

綿のような雪をかぶった山

ガーデンのかたわらに、綺麗にエゾユキウサギの足跡が残っていました。
右手から奥の方に走っていったウサギが、くるっと反転して同じ足跡を辿り、その後左手の方に走っていったことが見て取れます。
止め足、といって今どこにいるのかキツネなどに悟らせないための本能的なウサギの知恵、ということです。
来た方向と、去った方向があまり離れておらず止め足の効果が薄いような気もしますが・・・大丈夫だったでしょうかね?

エゾユキウサギの止め足?

昨日都市部において緊急事態宣言が発令されましたね。
神のあわれみのゆえに、どうにか大きな被害が出ることなく終息に向かうよう続けてお祈りします。

泥濘む春

日によって気温や天候が行ったり来たりの3月でしたが、確実に雪解けは進んでいます。
今日は朝から青空が広がり、いろんな場所に雪解け水が水たまりや泥濘(ぬかるみ)を作り出しています。

雪の下からは、トクサやフッキソウの緑が現れ、フキノトウのふくらみも春を感じさせます。

北海道ではコロナの勢いも収まってきているような様相ですが、世界では多くの被害が出ています。
引き続き祈りを持って臨んで行きましょう。

冬の終わりの大雪

降雪の頻度も少なくなり、少し暖かくなってきたかな、と思った矢先に北海道を暴風雪が襲いました。
今回は特に道東、釧路⇒網走方面の順に雪雲が移動し、ちょうど両方に属するこのあたりには長く雪が降り、積雪もこの冬一番となっています。

道路や鉄道など、除雪が追いつかず通行止めや運休などの影響も出ているようです。
今日は朝から晴れて気温もぐんと上がり、今日一日でだいぶ雪も縮んでしまうのではないかと思われます。

道の状態は悪くなりますね。通行にはみなさんお気をつけて!

シャイニーデイ

ここ数日、ここ道東川湯温泉あたりは気持ちのよい青空が広がっています。
時折雪も舞いますが、春の兆しも見え始めています。

照りつける日差し
膨らみ始めたキタコブシの芽

お天気はしばらく続く予報ですが、明日朝はぐっと気温が下がるようです。
水道の凍結には気をつけましょう!

白き朝

少なかった雪も、2月に入る頃から断続的に降り始め、少しずつ「冬」らしくなってきています。

今朝はガーデン全体が霧に包まれ、冷え込んだこともあり、この冬一番の霧氷が見られました。

ガーデン北西の丘から。宿泊棟の向こうに硫黄山が顔を覗かせています。
青空に映える霧氷のカラマツたち。迫力があります、

世間にはさまざま不安の要素がありますが、日々主を見上げて力と平安を受けて歩みましょう!