夏の花、夏の虫

夏至を過ぎましたがまだ一年の中で日が最も長い季節が続いています。
朝晩やひんやりするほどの気温ですが、日差しが出るとあっという間に夏日となり外作業は汗ばみます。

そんな中、生き物たちも成長期・活動期を迎えて色とりどりの花々や野菜、大小様々な虫たちが姿を見せてくれています。

立派な花をつけ、重みで垂れるシャクヤク(とマメスケ)
施設入り口に迷い込んできたコクワガタ。この辺りではあまり見かけない種類です。

夏本番はこれからです。年毎に暑さが増す世界ですが、どなた様も熱中症にはご注意ください。

グリーンシーズン到来!

1ヶ月前はまだ裸だった広葉樹たちが、待ってましたと言わんばかりに一斉に緑の葉を付けています。木々の間を抜ける緑の風が気持ち良い季節の到来です。

生えて欲しくない草や、飛んできて欲しくない虫たちも大いに活躍する季節ではありますが、それは人間側の都合ですね。あまり躍起にならずにいい形での共存を目指していければと思います。

やわらかい春の光に包まれる景色

サクラサク

今年は例年より半月ほど早くGW中にエゾヤマザクラが満開となりました。
20度近くになる日もあれば、朝方にはマイナスの日もまだあり体が追いつかない部分もありますが、花はしばらく楽しめそうです。

食べられない花にはまるで興味ない犬

金曜の午後には昨年秋以来のクリーンデイ(清掃礼拝)。スタッフ4名での地域のゴミ拾いを行いました。
町から配布を受けた無料処理ゴミ袋10枚は予定していたコースを半分もいかないうちにいっぱいに…。豊かな自然あふれる場所も、目を道路脇に向けるとポイ捨てゴミで溢れています。
弟子屈町は釧路圏の自治体とともに「自然の番人宣言」と銘打ってポイ捨てをしないさせないように努める働きに参加していますがポイ捨てを減らす効果は残念ながら期待できないようです。「ポイ捨て禁止条例」などもっと強めな施策を打ち、さらにそれを知らしめていかないと状況は変わらないでしょうね。

春なので輝きましょう!

今週は何年かぶりに(私の記憶では初めて!?)施設内のワックス掛けを行いました。
川湯ビレッジの施設は左右に長く(70m近く)結構広いので、とりあえず半分を終わらせました。
長年使われてきた施設なので床の細かい傷は沢山ありますが、ワックス掛けによって輝き始めました!
今年度も神様がどのような御業を進めてくださるのか期待しながら、私達も祈り、神様の御声に一足一足従っていきたいと思います。(N)

中央ホールです。今年度も多くの人が訪れてくれますように。
ある方よりRolandの電子ピアノの献品がありました。感謝!
西棟(宿泊棟)の廊下も見違えりました。明るい!!

春の花

雪が降ったりしてはいますが、確実に春の花が咲き始めています。

野草としてはフクジュソウに続き2番目の早さで咲くエゾエンゴサク。
園芸種ではクロッカスやチオノドクサ、プシュキニアなどが鮮やかな色を見せてくれています。

水辺にはエゾアカガエルの卵からたくさんの黒い目玉が今にも飛び出てきそうです。

春吹雪

イースターが過ぎ、フクジュソウも咲く頃になって雪が降るのはここ道東です。
昨晩から強い風と共に細かく固い雪が降り、1〜2cmほどの積雪も。

散歩から帰り、部屋から窓の外を見つめるマメスケ

予報では夕方まで続くとのこと。
早い春の訪れに、夏タイヤに履き替えた人もいるでしょうか。運転には十分にお気をつけください。

雪消え去る

3月下旬、とは思えない景色が広がっています。
全国的に記録的にあたたかい気温が続く3月後半、とうとう道東においても雪がなくなりました。
日陰などにはまだ残ってはいるものの、牧草地の雪は溶けきり、雪の下から青々とした草が鮮やかな緑を見せています。季節がのめまぐるしい変化についていくのも大変です。

3月とは思えない景色

とはいえやはりまだ3月。朝夕の空気はひんやりしていてストーブや手袋は必要です。
まだまとまった雪が降ることもあるかもしれませんが、雪解け水でぐずぐずとなっている地盤はできるだけ早く乾いてほしいところです。

雪溶ける

気がつけばもう3月です。
昨日、2月末日は道内全域で2月としては記録的な暖かさだったそうで、この辺りの雪もかなり溶けてきています。

少し前から摩周外輪山麓の林道に林業関連の車両が何台も出入りし始めており、それもあって施設前から東へ続く道路上の雪は完全になくなり、乾き切った路面が見えています。

雪のなくなった道に戸惑う犬

しかしまだ春は先の話。今夜から明日日中にかけて道東中心にまとまった雪が降る予報が出ています。
路面の状態は目まぐるしく変わります。どんな靴を選びどのように歩くか、を十分に考えながら滑らないようお気をつけください。

2023年もよろしくお願いします

気づけば1月も半ばに入ってしまっていました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年末はクリスマス前後の長雪で大変でしたが、雪はその後落ち着いています。
一方で気温が-25度近くまで下がる日もあり、しばれたお正月となりました。

天気は概ね良好で、この季節ならではの美しい景色も日々楽しめています。
真冬はこれからということでまだまだ気を抜けませんが、今年一年も神様の恵みを受けながら一緒にあゆんでいきましょう!

霧の朝。幻想的な光景が眼前に広がります。

2022ありがとうございました

世界で、国内で、また身近なところで思いもかけないことが起こり続けた2022年でした。
明るい話題もありましたが、心が暗くなるニュースが溢れました。

状況がよくならないまま、苦しみや困難の中で年を越す方も多くいらっしゃるかと思います。
神様からの恵み、憐れみが注がれることを切に望み、祈ります。

この年末、道東ではあまり体験しない、まとまった雪の降る日が何日も続きましたが、この2、3日は好天に恵まれています。

澄み渡る冬の空と雪の山々

5月末に新たなる看板犬としてやって来たマメスケ。
マメスケが引き寄せたのか、その後多くのワンコが川湯ビレッジにやって来ました。

ビリーは1ヶ月ほど保護したあと、町内の知り合いの元へと譲渡されました。寒空の下、マメスケが見つけてくれなかったらどうなっていたかわかりません。本当によかったです。

期せずして保護犬活動をすることになりましたが、次の年もこの働きが大きくなればいいですね。果たしてどんな出会いが待っていますか。

今年も残りわずか。道路の凍結が広がっています。運転する方歩く方、みなさんお気をつけください。良いお年を!