夏の黄色い花たち

8月ももう後半。

「お盆過ぎたら、もう秋だよー。」

と地元の人々が言う通り、お盆前の数日間のうだるような暑さが一段落し、まだ日中は蒸し暑く感じるものの、朝晩は急速に涼しくなりました。

本州の方では40度を超える記録的な暑さがまだ続いており、道東の涼しさをわけてあげたくなります。

さて、そんな中ですが、周りを見るとまだまだ夏の花が盛りです。
特にこの時期目立つのが鮮やかな黄色の花。

国道を車で走ると、道の脇至る所に群生しているがオオハンゴウソウ。夏らしくて元気をくれる花なのですが、実は外来種で繁殖力が旺盛なため厄介者扱いされています。
毎年のように駆除作業が行われ、今年も予定されているそう。
花に罪はないのですが、仕方ないですね・・・

オオハンゴンソウに混じって時々、オオハンゴウソンよりもかなり小さい花がたくさん集まっている同じような黄色い花があります。

ハンゴンソウ

それはハンゴンソウ。どちらもキク科ですが、ハンゴンソウの方はもともとこの地に咲く花で駆除対象ではありません。
よく見るとわかりますので、見分けてみてください。(車の運転には気をつけて)

同じ黄色の花のセイタカアワダチソウも咲き始めています。遠目にはハンゴンソウに似ているので間違えないよう注意です。

セイタカアワダチソウ

そしてガーデン内には今オオハンゴンソウにとても似た黄色い花が咲いています。

キクイモモドキ

こちらはキクイモモドキ。やはり北米原産の帰化植物。観賞用に庭に植えられているものも多いです。
ちなみに別名「ヒメヒマワリ」とも呼ばれることがありますが、「ヒメヒマワリ」という名のまったく別の種類の花もあるためややこしくなっています。

ヒマワリといえば、毎年弟子屈町のどこかの場所に広々としたヒマワリ畑が出現しますが、今年も出現しています。
10日ほど前に訪れたときはまだ1割程度しか花が咲いていませんでしたが、今はほぼ満開状態のよう。弟子屈にお越しの際には是非訪れてみてください。
弟子屈市街から川湯方向に向いて走ると左手にひまわり畑の案内板が立っていますのでお見逃しなく!(運転には気をつけて)